ビルドダイバーズRe:RISE 第13話『この宇宙(そら)のどこかで』のセリフ

健闘も虚しく、月に隠されていた衛星砲から強烈な光が放たれてしまう。その影響は惑星エルドラの他の地域のみならず、GBN、さらにはヒロト達が住む世界中にまで及んでいた。今までの戦いが全てゲームではなく、本当に起こっていたことかも知れない。想像もつかなかった展開に、ヒロトは大いに戸惑う。だが今の彼は1人ではない。ビルドダイバーズがリアルで集う、それは必然の流れだった。

【オープンニング前】

コメンテーター
おそらくは、宇宙規模の超重力。超高圧下で発生した未知の反粒子による超空間放電、サージ現象の一種ではないかと。はい。
アナウンサー
その放電を受けて、通信機器や、コンピューターが使えなくなった、ということなんですね。
コメンテーター
おそらくは、はい。ですが、これほど大規模で強力な現象は、今までの記録にはありません。はい。
アナウンサー
つまり、人類がまだ経験したことがない災害ってことですか?
コメンテーター
えぇ。解析と復旧には、早くとも数日。遅ければ数ヶ月に及ぶかと。はい。
アナウンサー
この現象、遠い、この惑星が発生源とされていますが…。
コメンテーター
惑星1G1202C。光の速さで、30年かかる距離にある星です。はい。
アナウンサー
じゃあ、これって、30年以上前に発生して…
クガ・ユリコ
ごめんね、ヒロト。作り置き何にもなくって。
クガ・ヒロト
いいよ、仕事の追い込み中なんだし。通信障害で大変なんでしょ。何か手伝えることはある?
クガ・ユリコ
ごはん食べて勉強でもしなさい。GBN、早くログインできるようになるといいわね。
クガ・ヒロト
…うん。
クガ・ヒロト
あ。電波、通じたみたい。
クガ・ユリコ
え、ほんと?
クガ・ヒロト
ん?
クガ・ユリコ
あっ。もしもし!?クガです、あーよかった、繋がったー!
クガ・ユリコ
えぇ、あの先生の翻訳は3度目ですから、明後日の夕方までにはなんとか…
パルヴィーズ
(これ、本当にゲームなんでしょうか…)
カザミ
(まさか…、リアルだってのかよ…)
クガ・ヒロト
…リアル…。…あっ!

スマホに連絡が入る

クガ・ヒロト
…はい。
メイ
ヒロト、クガ・ヒロトだな。
クガ・ヒロト
そうだけど。
メイ
リアルで話がしたい、エルドラのことについて。
クガ・ヒロト
…あっ!メイ!?
女性
…。(ヒロトを案内する)
クガ・ヒロト
あ、ちょっと!
女性
…。(ヒロトを案内する)
クガ・ヒロト
あの…。
メイ
久しぶりだな、ヒロト。
クガ・ヒロト
ん?…あっ!メ、メイ…なのか!?
クガ・ヒロト
本当にガンプラのボディなんだな。
メイ
エルダイバーをリアルで見るのは初めてか?
クガ・ヒロト
あぁ。その服は?
メイ
後見人が仕立ててくれた。なにか問題でも?
クガ・ヒロト
あ…、いや。
トリマチ・カザミ
でけぇ…!でかすぎだろ、あの船!
クガ・ヒロト
あ…。
トリマチ・カザミ
お!もしかして、お前ヒロトか?
クガ・ヒロト
あぁ、クガ・ヒロト。
トリマチ・カザミ
カザミだ!トリマチ・カザミ!
クガ・ヒロト
カザミ…って、本名だったのか。
トリマチ・カザミ
お前だってそうじゃねぇか。
トリマチ・カザミ
ふんっ。風を読み、未来を見据えるから、カザ、ミ!
トリマチ・カザミ
結構気に入ってんだ。うぅ…。なんか、GBNのまんまって感じだな。
メイ
お前はちっさいな。
トリマチ・カザミ
お…。あ?なんだ?こんなちっちゃいやつにちっちゃいって言われたくねぇっ…て、うわぁお!
メイ
お前も初めてか。
トリマチ・カザミ
うわぉ…マジのメイかよ…。ほんとにガンプラサイズじゃねぇか。可愛い服、着てんな…。
パトリック(パル)
お待たせして申し訳ありません!
パトリック(パル)
リアルでは初めてですね。パトリック・アレクサンドル・レオナールアルジェです。
トリマチ・カザミ
…誰?
クガ・ヒロト
…パル!?
トリマチ・カザミ
お前パルか!?
パトリック(パル)
はい!パルヴィーズです!ヒロトさんと、カザミさんですよね。すぐに分かりましたよ。
パトリック(パル)
ありがとう。(執事に対して)
パトリック(パル)
あぁ、お気遣いは無用です。大抵のことはひとりでできますので。
メイ
遠いところをすまなかったな、パル。
パトリック(パル)
おぇ。あ…メイさん!?すごい!リアルのエルダイバーさん初めて見ました!
パトリック(パル)
とてもおキレイです!お召し物も素敵ですね!
メイ
ん…そうか。
トリマチ・カザミ
パルって、いいとこのおぼっちゃん?
メイ
よし、これで揃ったな。
メイ
タクシー!
メイ
ん…むぅっ…!タクシー!
トリマチ・カザミ
あぶねぇ!うわぁっ!…もう、何やってんだよぉ!
メイ
タクシーに乗るためには、あぁするのではないのか。
トリマチ・カザミ
そのサイズじゃ気付かれねぇよ!
パトリック(パル)
そうですよ。踏まれたら大変です。よろしければどうぞ。
メイ
うん。…よっ。ありがと。
トリマチ・カザミ
助けてやったの俺だろうがよ。
パトリック(パル)
みなさん、僕の車でいきましょう。
トリマチ・カザミ
僕の、車?
トリマチ・カザミ
うぉぉ!すげぇ!やっぱ、パルって、いいとこのおぼっちゃんなのか?
メイ
中央総合病院まで頼む。
運転手
かしこまりました。
クガ・ヒロト
病院?
シドー・ミズキ
あら?マサキのお友達?
クガ・ヒロト
…マサキ?
メイ
(そうだと答えてくれ)
パトリック(パル)
は、はい、そうです!リアルでお会いするのは初めてなんですけど。
シドー・ミズキ
あ!じゃあGBNのお友達ね!
パトリック(パル)
はい!
シドー・ミズキ
そう!わざわざありがとう!マサキの姉の、シドー・ミズキです。さ、どうぞ。
シドー・ミズキ
その女の子もガンプラ?可愛いわね!
パトリック(パル)
ありがとうございます。
シドー・ミズキ
マサキ、お友達が来てくれたわよ。
パトリック(パル)
あ…。
シドー・ミズキ
半年前、GBNにログインしたまま、意識が戻らないの。
クガ・ヒロト
えっ…!?
トリマチ・カザミ
えっ…!?
パトリック(パル)
えっ…!?
シドー・ミズキ
身体には全く異常はないってお医者さんは言ってるんだけど…。
パトリック(パル)
あの、この方は…
シドー・ミズキ
え?
パトリック(パル)
あ、いえ!どんな人なんですか?『リアルの』マサキさんって…。
シドー・ミズキ
そうねー…。ガンプラが大好きで、好きなことばっかりやっていて。困ってる人を放っておけない、愛想はちょっといまいちだけど、お人好しな『私の自慢の弟』…かな。
シドー・ミズキ
あ、そうだ!この子、「GBNで今度すごいことやるんだ」って…。この中にあなたたちもいるんじゃないかしら?
パトリック(パル)
失礼します。
シドー・ミズキ
「このメンバーで、何かを攻略すれば、誰かを本当に守ることができるんだ」って言って。
パトリック(パル)
あ…!
メイ
あ…!
シドー・マサキ
…。
クガ・ヒロト
あっ…!

パルの車で病院を後にする

パトリック(パル)
さっきの写真に、あの人が…。
トリマチ・カザミ
なんで、あいつがいたんだ…?
クガ・ヒロト
…ムラン。
パトリック(パル)
あれは、エルドラってことですか?メイさん、さっきの方は?
メイ
彼は、シドー・マサキ。ゼルトザームのパイロットだ。
トリマチ・カザミ
なに!?
パトリック(パル)
えっ!
クガ・ヒロト
えっ!
メイ
ダイバーネーム、シド。ガンダムマーク3を改造した、テルティウムガンダムを狩る、Sランクダイバー。
メイ
特定のフォースには所属していなかったが、データを見るに、非常に高い能力をもつビルダーであり、ダイバーだったようだ。
メイ
1000機のデスアーミーを相手にした乱戦ミッションや、500機のリーオーを相手にした、武器制限マッチなど…過酷なミッションに挑んでは、次々とクリアしてきた最上位ランカーのひとりだ。
メイ
そんな彼が数ヶ月前、忽然と姿を消した。ログアウトの記録がないままにな。
クガ・ヒロト
ログアウトしていない…?
メイ
私はエルダイバーとして、彼の捜索を依頼された。
クガ・ヒロト
えっ…!
メイ
広大なGBNのディメンションに、ログアウトしていない彼のダイバーと、ガンプラのデータが漂っていないか。
メイ
捜索を続けるうち、あのストーリーミッションでシド―・マサキを発見した。
メイ
彼の意識はまだ、あの場所に…エルドラにある。
クガ・ヒロト
あっ…!
パトリック(パル)
意識、だけが…?
トリマチ・カザミ
んなこと、ありえんのかよ!
メイ
水上都市セグリを吹き飛ばした、あの衛星兵器…。
メイ
いま起きている現象が、エルドラの受けたあの攻撃によって引き起こされたものだとしたら…。
トリマチ・カザミ
いや、だからあれはゲームのイベントだろ!
パトリック(パル)
通信障害の原因は、『遠い星で30年以上前に起きたことだ』って…
メイ
光の速さを超えた現象だ。という情報もある。
ヒロト
ん…。
メイ
エルドラというディメンションとは?我々がエントリーしたストーリーミッションについて、先日、運営から正式な回答があった。
メイ
…GBNには、実装されていない。
トリマチ・カザミ
はぁ…?実装されてないって…?
パトリック(パル)
どういう…?
クガ・ヒロト
リアル…ということか。
トリマチ・カザミ
おっ!
パトリック(パル)
えっ!
メイ
あぁ。確証がなくとも、伝えておくべきだった。ああなる前に…
パトリック(パル)
リアル…?エルドラが、現実?
トリマチ・カザミ
本気で言ってんのかよ。あのNPDの連中や、ストーリーミッションが、全部現実だったって!?GBNにログインしてるだけなのに、なんでそんな…
メイ
証明する方法はない。あるのは状況だけだ。
クガ・ヒロト
だから会わせたのか、シドー・マサキと。
トリマチ・カザミ
え…?
パトリック(パル)
え…?
クガ・ヒロト
エルドラに行くということは、彼のようになる可能性があるということだ。
メイ
リスクは伝えておくべきだと考えた。…どうする?
トリマチ・カザミ
どうするって、ありえねぇだろ!?帰ってこれるか分からねぇなんて!
パトリック(パル)
そんなの…、もうゲームじゃありませんよ…。
メイ
そうだ。だが今までもずっとそのリスクはあった。
トリマチ・カザミ
そんなの知ってたら行ってねぇよ!!
トリマチ・カザミ
…ぐっ…俺は、ガンプラで、GBNで『ヒーローごっこ』がやりたかっただけなんだよ!リアルとか…人の命とか…そんなの背負い込めねぇよ。
パトリック(パル)
カザミさん…
メイ
…。(パルを見つめる様子)
パトリック(パル)
あっ!ぐっ…。うっ…。(メイの目を背ける)
メイ
…。(ヒロトを見つめる様子)
クガ・ヒロト
…くっ…。(メイの目を背ける)
メイ
…では、ここまでだな。

その場を去るメイと、取り残される3人

【Bパート】

パトリック(パル)
エルドラが…リアル…?本当に、君に乗っていたなんて…。
アシャ
(ねぇねぇ、また聖獣さんに乗せてくれる?)
トワナ
(約束だよ!)
フルン
(約束!)
パトリック(パル)
ふぅぅっ…。アシャ、トワナ、フルン…。
パトリック(パル)
僕は…また…飛べないの…?
トリマチ・カザミ
あれが全部リアルとか…信じられるかっつーの。
トリマチ・カザミ
「どうする?」じゃねーだろ…どうするじゃさ…。

マイヤのことを思い出すカザミ

トリマチ・カザミ
お前、NPDじゃなかったのかよ…?
トリマチ・カザミ
おっ!ぐっ…!うぅっ!うぐぐぐっ!…おわっ!
トリマチ・カザミ
どうしようもねぇって…。俺はガンダムの主人公じゃねーんだよ…。
バーテンダー
ふんふん、ふんふふんふん…♪
マギー(リアル)
マサキちゃんが見つかったのは良かったけど、どうすれば目覚めさせることができるのかしらね。
マギー(リアル)
他に資料はある?こっちでも出来る限り、解析してもらうから。
メイ
カザミがアップロードした動画があるはずだ。
メイ
人気はないようだから検索してくれ。編集が偏っていて、役に立つかは分からん。
マギー(リアル)
じっくり対策を練る時間がほしいけれど…
メイ
現地の民のこともある。…助けなければ。
マギー(リアル)
あっ…。(メイの心の変化に気づく様子)
マギー(リアル)
うふっ。見つかったみたいね、メイ。
メイ
ん?
マギー(リアル)
あなたのミッション。
メイ
ん…。分からない。ただ、今やるべきことという認識だ。
マギー(リアル)
グラスをメイに近づけて乾杯を促すマギー
メイ
ん…?
マギー(リアル)
あなたの無事と、あなたの人生に。
メイ
ん…。(乾杯する)
マギー(リアル)
うふ。
クガ・ヒロト
…。(部屋でひとり、考えこむ様子)

マツムラの店を訪れるヒロト

男性1
いつになったら接続制限解除されるんだよ!
男性2
あー!早くGBNやりてー!待ちきれねーよ!なぁ!
マツムラ
はい、お待ちどう!
ケンさん、こっち注文!
マツムラ
あ、はいよー!…お!いらっしゃい!
クガ・ヒロト
ん…。(会釈で返す)
ケンさーん!
マツムラ
はいはーい!今いっきまーす!
ヒナタ
いらっしゃいませ。
クガ・ヒロト
え…。…あ。
ヒナタ
ふっ…。まだログイン制限かかってるんだってね。
ヒナタ
みんなここに集まっちゃってもうすっごく大変!
クガ・ヒロト
…そっか。
ヒナタ
あ…。あの、さ…。この間は、ごめん。
クガ・ヒロト
え?
ヒナタ
その…。あるよね、聞かれたくないことって、誰でも。だから、ごめん。
クガ・ヒロト
…俺の方こそ、ごめん。
ヒナタ
え?
クガ・ヒロト
ヒナタが気にかけてくれてるのに、あんな…。
マツムラ
ヒナタちゃーん!そろそろ休憩入ってー。
ヒナタ
え?でもさっき…。
マツムラ
えっへへ!(ヒロトとのやりとりを気にかける)
ヒナタちゃーん!アイスバーザムティーひとつー!
マツムラ
ほーい!♡
どぅわ!ケンさん!?
ヒナタ
ありがとう。
ヒナタ
えっと…あのね。私、ここ好き!
クガ・ヒロト
え?
ヒナタ
ケンさんや、他の人たちも優しいし、お仕事楽しいよ。
クガ・ヒロト
そっか。
ヒナタ
うん!時給もいいしね!えへへっ♪
ヒナタ
それに…楽しそうだよね、みんな。
ヒナタ
あの頃の、ヒロトみたい。ヒロトも、もう一度…
クガ・ヒロト
…?
ヒナタ
あのとき、「ただの記憶にすぎない」ってヒロトは言ってたけど…。
ヒナタ
そんなことないよ。ないと思う!全部、きっと、ヒロトの大切なもの。
クガ・ヒロト
…!
ヒナタ
過ごした時間も、感じた気持ちも、全てがヒロトを作ってくれた大切なもの。
クガ・ヒロト
あ…。
クガ・ヒロト
ぐっ…!(イブのことを思い出して辛くなる様子)
イヴ
(これからも、誰かのために頑張れるヒロトでいてね。)
クガ・ヒロト
あっ…!
ヒナタ
ヒロトは、いつだって、誰かのために前を向いて進んでいける。…そんな人だから。
クガ・ヒロト
あ…。
ヒナタ
あ…。ふっ(微笑む)
クガ・ヒロト
…。(なにかが吹っ切れた様子のヒロト)
クガ・ヒロト
ありがとう、ヒナタ。
ヒナタ
ううん。
イヴ
(ねぇ、ヒロト。この空って…GBNの空って、どこまで続いているのかな?)
イヴ
(いつか行ってみたい。ヒロトとヒロトのガンプラと。)
クガ・ヒロト
(宇宙のベース基地まで、エリア移動するってこと?)
イヴ
(そうじゃなくって、ここから行くの。この空の向こう。大気圏も越えて、お月さまのその先。火星も木星も、土星の輪っかも飛び越えて。太陽系の、GBNの果てまで。)
クガ・ヒロト
(さすがにできるかな…。)
イヴ
(できるよー!願う力が、GBNに集まるみんなの大好きって気持ちが集まれば、どんな奇跡だって起こせる。私みたいに。)
クガ・ヒロト
(え…。なに?)
イヴ
(ううん、なんでもない。だから行こう?ヒロト。もっともっと遠く。銀河の遥か先。宇宙の向こう側まで。どこまでも、どこまでも!)
ヒナタ
いってらっしゃい、ヒロト。

最初にストーリーミッションに転送されたところに来るヒロト

メイ
…なぜ来た?
ヒロト
聞いていなかったからな。
メイ
ん…?
ヒロト
メイはなぜ行く。危険を冒してまで。
メイ
GBNに生まれた私にとって、お前たちのリアルも、エルドラも、もうひとつの世界でしかない。…だが、その世界を大切に思う者がいる限り、助けになりたいと思う。それが私の使命だと感じるからだ。
ヒロト
…。(なにかを考える様子)
パルヴィーズ
はぁ…はぁっ…はぁっ…!(走ってくる)
パルヴィーズ
約束がっ…!もう、飛べないのは…嫌だから
カザミ
んだよっ!俺が1番最後かよ!
パルヴィーズ
あっ…!
カザミ
ま!リーダーだからな!…泣かせちまったままじゃ…な。
パルヴィーズ
おぇ?
カザミ
なんでもねーよ!
ヒロト
それで、どうする。
メイ
んっ…。
パルヴィーズ
んっ…。
ヒロト
俺たちだけでは、エルドラに行けない。
カザミ
そうだよ、どうすんだ?
パルヴィーズ
フレディが呼んでくれないと。
メイ
呼べる状況ではないのかもしれない。何か方法を…
フレディ
…みなさんっ!
パルヴィーズ
あっ!
カザミ
あっ!
フレディ
…フレディです…!
パルヴィーズ
これって…!
カザミ
フレディか!
カザミ
くっ…。応えちまったら…。
パルヴィーズ
帰って、これないかも…。
メイ
これは、ゲームではない。本当にいいんだな。
カザミ
…(戸惑う様子)
パルヴィーズ
…(戸惑う様子)
パルヴィーズ
はぁ…。
ヒロト
もう、繰り返さない。
カザミ
あっ…。
パルヴィーズ
あっ…。
ヒロト
失くしたんだ…大切なものを。
ヒロト
だから、繰り返さない。この胸の痛みは、本物だから。
フレディ
ヒロトさん!カザミさん!メイさん!パルさん!ビルドダイバーズのみなさん!

ep13『この宇宙のどこかで』

【ジャスティス・カザミのリライズニュース】

カザミ
いくぜっ! この俺! ジャスティス・カザミの、リライズニューッス!
カザミ
今回は!プラネッツシステムスペシャルだー!まずはやっぱ、コアガンダムだろ!ガンプラのカラーバリエーションすっげぇ!
カザミ
こいつがプラネッツシステムで、アースアーマーと合体して、アースリーガンダムになる!それを再現できるのが!コアドッキングカスタムってわけだ!
カザミ
んで、このバリエーションが、じゃじゃーん!マーズフォー、ヴィートルー、メルクワン、ジュピターヴ!こんなにたくさんあんだぜ!?ええい!ヒロトのガンプラの性能は化け物か!
カザミ
ジャスティス・カザミの注目ポーイント!
カザミ
アーマーやウェポンは、自由自在に組み替えできるぜ!カスタマイズとカラーバリエーションやっべぇ!あえて言おう!無限大であると!
カザミ
しかもヒロトのやつ、さらにコアガンダムを進化させるつもりでいるんじゃねぇか?ほんっと!目が離せねぇ!
カザミ
じゃあ!次会えるまでちょっと時間が開いちまうけど、楽しみに待っててくれよな!またな!

ビルドダイバーズRe:RISEの全話セリフ一覧(全13話)

2020-06-09